August 02, 2008

映画「いつか眠りにつく前に」と「ラッキーユー」と「恋愛適齢期」

新作DVDコーナーにあった、Evening。邦題「いつか眠りにつく前に」

ヴァネッサ・レッドグレーブ、メリル・ストリープ、クレア・デインズなど
の女優陣が豪華。
アメリカ東海岸、ハンプトンあたりの別荘族の暮らしを舞台にした回想を中心
にして、進むストーリー。

夕暮れは、繰り返し人生の終わりに譬えられますが、私は夕暮れ時の空が好き。
それはたぶん、生きる限り、翌日、朝日が昇ることを知っているから。

光が闇となる前の夕暮れの美しさには、明けない夜はない、冬来たりなば春
遠からじ、という言葉に通じるものを感じています。

一日の中に闇があってこそ光がありがたく、新たな朝を迎え、日々仕切り
直せるような心持ち。それは今の想いで、もし、倍の時間を生きられた時に
どう感じるかはわかりませんけれど。

この映画そのものは、時間があるなら良かったら、という感じでしたが、
中で最も印象的だったのは、男性が愛する女性に対し、あの星は君の星、
君の花は芍薬、鳥はあおつぐみ、木は・・・・と、譬えるところ。
それらを見るとき、僕のことを想い出してほしいからと。

イギリスの詩人、ロバート・ブラウニングが万物の創造主たる神を賛美する
ように快く響いて、こんなこと言われたらロマンチック、と想ったのですが、
今どきじゃないことは確か。

さておき、丹生谷先生のお教室では、自分のお印として花を一つ選ぶという
愉しい遊びをなさっています。
自分の好きな花というより、先生が自分を見て譬えて下さる花。
むしろ異性でなく、自分を良く知る同性の友人に聞いて、自分のお印を選ぶのが
的確かも知れません。

身の回りで使うもののデザインを選ぶとき、あるいは風呂敷、着物の加賀紋など
誂え物に使う意匠にこれ、といったものがあると、それだけで心豊かになれるというもの。

私は、10数年前にお稽古に通っていた頃に、マーガレットと譬えていただきました。
しばらくのご無沙汰を経てお稽古を再開し、今は違いますねと、新たに選んでいただいているところ。何になるか愉しみにしています。

すでに準新作の映画「Lucky You」は文句なしに愉しめたラブストーリー。

ポーカーゲームの心理戦も興味深かったし、脚本に不安定さがなく、最大公約数
に対して提供するハリウッドのエンターテイメントの質の高さもまた感じました。

主演の男優エリック・バナの役どころは、実に好み。
このところ、スペイン、メキシコなどのラテン系の男優さんが骨太、野生的で魅力的と想っていたはずなのに、我ながら、心は羽が生えたように自由であららという感じ。

上と同じ意味でも、またダイアン・キートン、ジャック・ニコルソン、キアヌ・リープスと役者揃いでもあり、少し前のですがお勧めなのは「恋愛適齢期」。

現在の東海岸の優雅な別荘族の暮らしも垣間見えて、観て愉しい大人のラブストーリー。





magnolia111 at 17:02 │Comments(0)この記事をクリップ!おすすめDVD  | 映画

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