April 29, 2008

天ぷら粉のおかげ

都忘れ


あー、おいしかった。 
自分で作った夕食にこんなに満足したのは久しぶり。

しばらく間があくと、急にむしょうに食べたくなるのが天ぷら。

自分ではさくっと上手に揚げられず、主婦歴18年にして数えるほどしか作っていない、まったく自信のないお料理。

両親の家でよくご馳走になるメニューでもあり、
外で食べた方が美味しいとみんなが思っていて、誰も私に
期待をしていないのもまた事実。

夕方、献立に困って料理本を見ていたら、おいしそうな帆立と
蓮根と三つ葉のかき揚が載っていて、今日は絶対にこれを食べる!
という強い食い気に押され、決心をしたのでした。

本を見て粉と冷水を配合しても、塩梅よく行った試しがなかった
ので、今日は天ぷら粉なるものを買うことに。

日清の「天ぷら王」という大層な名前のこの粉を使ったら、
さくっとして美味しく、自分で揚げた天ぷらとは思えないほど。

水と粉も、なめらかになるまで泡だて器で気の済むまで混ぜて良く、
こんなに便利で気楽なら、これからはもっと天ぷらを作ろうと、
嬉しい発見をした気分でした。

長い間の習慣でやり方が決まっている家事も、まだ工夫の余地
があるのだと気付かされた気持ち。毎日のことなればこそ、
ちょっと変化を加えると気分が変わって、やる気もまた継続
できる気がします。

この10日間ほど、涼しかったせいか家の中の花がとても長く
もっています。
もっと生け方を考えなきゃと思いつつ、花びらの傷み出した
花を早めに摘むのも、初め余分に花を整理するのも気の毒な
気がして、ついそのままに。

この都忘れ、風流な名前と濃い紫色が印象的な菊。

1221年の承久の乱で佐渡に流された順徳天皇が、この花に心を
慰められ、都を忘れる事が出来たと伝えられているそう。





magnolia111 at 21:54│Comments(0)この記事をクリップ!料理 | 日々のつれづれ

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